Internet Connectの設定方法(旧バンドル版)
MacTCP 2.0.6,Internet Connect PPP 1.0.xPにもとづいて説明しています。
文中では、ユーザIDが"test"、パスワードが"pass"として説明しております。
1)MacTCPの設定
「アップルメニュー」、「コントロールパネル」の中から「MacTCP」を開きます。経由先指定のアイコン選択の部分で、「ppp」をクリックします。
「詳しく」ボタンをクリックし、表示されたダイアログを以下のように設定します。
- ・「アドレス取得:」
- 「サーバから」にチェック
- 「IPアドレス:」の枠内
- ・「クラス:」
- 「C」を選択します。(他は設定不要)
- 「ドメイン・ネーム・サーバ情報:」の枠内
- (1行目)
- ・「ドメイン」
- (1行目)
- sainet.or.jp と入力
- ・「IPアドレス」
- 210.236.40.11 と入力
- ・「優先」をチェック
- (2行目)
- ・「ドメイン」
- (2行目)
- . (ピリオドのみ)と入力
- ・「IPアドレス」
- 210.236.40.11 と入力
- (3行目)
- ・「ドメイン」
- . (ピリオドのみ)と入力
- ・「IPアドレス」
- 210.236.40.10 と入力
- ・「ゲートウェイアドレス:」
- 特に設定しません
設定しましたら、「OK」をクリックし、クローズボックスをチェック
2)「A/ROSE」をはずし、PRAMのクリア
Performa 5210と5220旧タイプでは、機能拡張に入っている「A/ROSE」がインターネット接続の妨げとなるようです。機能拡張をはずすか、機能拡張マネージャで使用中止とします。
(この作業は、「At Ease」からではできません。一度「At Ease設定」で「Finderを使用」にして、再起動してから行ってください。)
「アップルメニュー」より、「コントロールパネル」の中から「機能拡張マネージャ」を開きます。機能拡張の「A/ROSE」のチェックをはずし、使用中止とします。
「特別」メニューより、「システム終了」を選択し、Performaを一度終了します。
PRAMのクリアをします。Performaを起動する際に、以下のキーを同時に押しながら起動させます。
- 「command(りんごマーク)」+「option」+「p」+「r」+「powerキー」
3)Internet Connectの設定
「At Ease」のメニュー または、「Performa HD」の中の「アプリケーション」の中から「Internet Connect」を起動します。
「ファイル」メニューより「新規サーバを登録する」を選択します。
- ・「サーバ名」
- [sainet]に変更
「登録」ボタンをクリック、「サーバ設定」へ戻ります。
起動時の画面に戻ります。
「設定」ボタンをクリックし、表示された「サーバ設定」ダイアログを以下のように設定します。
- ・「サーバ:」
- 先ほど設定した[sainet]になっています。
- ・「接続形態:」
- 「モデム」を選択
- ・「通信速度:」
- 「19200 bps」を選択
- ・「フロー制御:」
- 「RTS & CTS」を選択
- ・「データ長:」
- 「8bit/None」を選択
- ・「ポート:」
- モデムが接続されているポートを選択(通常は「モデムポート」)
- ・「回線形態:」
- プッシュ回線の場合は「トーン」
- ダイアル回線の場合は「パルス」を選択
- ・「電話番号:」
- お近くの彩ネットアクセスポイントの電話番号を設定
- ・「(予備):」
- 何も設定しません
- ・「モデム:」
- 「Teleport Gold II」(MNPなしの方を)を選択
-
- ・「リダイアル間隔:」
- 「なし」を選択
- ・「リダイアル回数:」
- 「行わない」を選択
- ・「アイドルタイムアウト:」
- 「10分」を選択
- ※上の3項目は、お好みに合わせて設定変更してください。
「保存」ボタンをクリックして、ここまでの設定を保存します。
保存したら「設定」ボタンをクリックして、「サーバ設定」へ戻ります。
「サーバ設定」のダイアログで、「オプション」の中から「PAPの設定」を選択し、「PAP」にチェックが入っていないことを確認します。
「LCPの設定」,「IPCPの設定」もデフォルトのままで、特に設定しません。
「サーバ設定」のダイアログで、左下の「スクリプトの設定」ボタンをクリックし、「スクリプト設定」ダイアログを表示します。
以下、彩ネット接続に必要なスクリプトを順次設定していきます。
「START」ボタンの下の三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Flush」を選択
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「Flush」ボタンの逆三角形をダブルクリックして、 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Match」を選択
- ・「タイムアウト:」
- 「10 秒」を選択
- ・「Match:」欄
- ogin: と入力
- ・「Unmatch:」欄
- assword: と入力
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「Match」ボタンの逆三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Send 」を選択
- ・「文字列:」
- "ユーザID"の文字を消して、彩ネットの[ユーザID]を入力
- 例)test
- ・「タイムアウト:」
- 「5秒」を選択
- ・「改行文字をつける」をチェック
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「SEND」ボタンの逆三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Match」を選択
- ・「タイムアウト:」
- 「5秒」を選択
- ・「Match:」欄
- assword: と入力
- ・「Unmatch:」欄
- ogin: と入力
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「MATCH」ボタンの逆三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Send」を選択
- ・「文字列:」
- "パスワード"の文字を消して、彩ネットの[パスワード]を入力
- ・「プロテクト」
- チェックをつけるとパスワードが他から読めなくなります
- ・「タイムアウト:」
- 「5秒」を選択
- ・「改行文字をつける」はチェック
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「SEND」ボタンの逆三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように修正します。
- ・「Match」を選択
- ・「タイムアウト:」
- 「5秒」を選択
- ・「Match:」
- PPP と入力(半角英大文字で入力します。)
- ・「Unmatch:」
- Bad と入力
設定しましたら、「設定」ボタンをクリックしてメニューを閉じます。
「MATCH」ボタンの逆三角形をダブルクリックします。 表示されたスクリプト設定ダイアログを、以下のように設定します。
- ・「Message」を選択
- ・「文字列:」
- PPPスタート と入力
「設定」ボタンをクリックしていき「スクリプト設定」のダイアログを閉じます。
「保存」ボタンをクリックして、「サーバ設定」のダイアログも閉じます。
以上で全ての設定が終わりました。一度Internet Connectも終了します。
4)接続方法
「At Ease」のメニュー または、「Performa HD」の中の「アプリケーション」の中から「Internet Connect」を起動します。
「接続」ボタンをクリックし、接続を開始します。
左上の手のアイコンが握手すれば、接続成功です。
5)接続の終了
「Internet Connect」のメニューで、「切断」ボタンをクリックすると切断します。