Microsoft Outlook 98の設定方法
文中では、ユーザIDが"test"、パスワードが"pass"として説明しております。
1) 電子メールアカウントの作成
デスクトップ上の「MicrosoftOutlook」アイコンをクリックし、Outlook 98を起動します。
初めてOutlook98を起動した場合には、メールアカウント作成のウィザードが自動的に始まります。
※ウィザードが自動的に開始しない場合には、「ツール(T)」メニューより「アカウント(A)...」を選択し、「インターネットアカウント」ダイアログの「メール」タブで「追加(A)」ボタンをクリックし、「メール(M)...」を選択します。
「名前」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「表示名(D):」
- 本名をローマ字で入力
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「電子メール アドレス」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「電子メール アドレス(E):」
- [ユーザ名]@sainet.or.jp
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「電子メール サーバー名」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「受信メール サーバーの種類(S)」
- 「POP3」を選択
- ・「受信メール (POP3 または IMAP) サーバー(I):」
- mail.sainet.or.jp
- ・「送信メール (SMTP) サーバー(O):」
- smtp.sainet.or.jp
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「インターネット メールログオン」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「次のアカウントとパスワードでログオンする(L):」を選択
- ・「POP アカウント名(A):」
- [ユーザ名]を入力
- ・「パスワード(P):」
- [パスワード]を入力
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「メール アカウント名」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「インターネット メール アカウント名(A):」
- 電子メールアドレスなど、わかりやすい名前にします
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「接続の種類の選択」ダイアログでは、「電話回線を使って接続する(P)」を選択します。
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「ダイアルアップ接続」のダイアログでは、以下のように設定します。
- ・「既存のダイヤルアップ接続を使う(U)」
- チェックし、リストから[sainet]を選択
設定しましたら、「次へ(N) >」ボタンをクリックします。
「設定完了」のダイアログが表示されます。
「完了」ボタンをクリックし、電子メールアカウントの作成を終了します。
2) 電子メールアカウントの設定確認
「ツール(T)」メニューより「アカウント(A)...」を選択します。表示された「インターネットアカウント」ダイアログの「メール」タブをクリックします。
作成したメールアカウントが表示されています。例) test@sainet.or.jp
設定を確認したいアカウントを選択し、「プロパティ(P)」ボタンをクリックします。「全般」タブが、以下のように設定されているか確認します。
- ・「メール アカウント(T)」
- 電子メールアドレスなど、わかりやすい名前にします
- 例)test@saine.or.jp
- 「ユーザー情報」の枠内
- ・「名前(N):」
- 本名をローマ字で入力
- ・「会社名(O):」
- 個人で使用する場合は空白のままとします
- ・「電子メール アドレス(M):」
- [ユーザ名]@sainet.or.jp
- ・「返信アドレス(Y):」
- 通常は空白のままにします
- ※電子メールアドレスで設定したアドレスとは別のアドレスに返信してもらいたい場合などに設定します。
「サーバー」タブをクリックし、以下のように設定されているか確認します。
- 「サーバー情報」の枠内
- ・「送信メール (SMTP)(U):」
- smtp.sainet.or.jp
- ・「受信メール (POP3)(I):」
- mail.sainet.or.jp
- ・「受信メール サーバーの種類(M):」
- 「POP3」であることを確認
- 「受信メール サーバー」の枠内
- ・「次のアカウントとパスワードでログオンする(O)」を選択
- ・「アカウント名(C):」
- [ユーザ名]を入力
- 例)test
- ・「パスワード(P):」
- 「パスワード」を入力
- 「送信メール サーバー」の枠内
- ・「このサーバーは認証が必要(V)」
- チェックなし
「接続」タブをクリックし、以下のように設定されているか確認します。
- ・「接続」
- 「電話回線(M)」を選択
- ・「次のダイヤルアップ接続を使用する(U):」
- [sainet]
設定を確認しましたら、「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。
「インターネット アカウント」ダイアログも「閉じる」ボタンをクリックして閉じます。
3) オプションの設定
「ツール(T)」メニューより「オプション(O)...」を選択します。「メール配信」タブが、以下のように設定されているか確認します。
- ・「新着メッセージを確認する(N)」
- 通常チェックしない
「メール形式」タブをクリックして、以下のように設定します。
- ・「このメッセージ形式で送信する(O):」
- 「テキスト形式」 を選択
「メール形式」タブの中の「設定(E)...」ボタンをクリックします。表示された「テキスト形式の設定」ダイアログを、以下のように設定します。
- 「メッセージ形式」の枠内
- ・「MIME(M)」を選択
- ・「エンコード方法(E):」
- 「なし」 を選択
- ・「8ビットの文字をヘッダーに使用する(W)」
- チェックしない
設定を確認しましたら、「OK」ボタンをクリックします。
「メール形式」タブの中の「フォント(F)...」ボタンをクリックします。表示された「フォント」ダイアログを、以下のように設定します。
- 「メッセージのフォント」の枠内
- [MS 明朝]を選択します(お好みのフォントを選んで下さい)
設定しましたら、「OK」ボタンをクリックします。
Outlook 98の「ファイル(F)」メニューより「新規作成(W)」-「メッセージ(M)」を選択します。表示された「無題- メッセージ(テキスト形式)」ウィンドウの「書式(O)」メニューの「言語(L)」から、「日本語(JIS)」を選択します。
以上で、基本的な設定は終了です。一度 Outlook 98を終了し、再起動してからお試しください。
※Outlook 98を「企業/ワークグループ」モードでセットアップした状態では、インターネットメールの設定を行う前に準備が必要です。以下の手順でプロファイルにインフォメーションサービスを追加すると、彩ネットにダイヤルアップしてインターネットメールを送受信する設定ができます。